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国際日本検定試験発足記念講演会 報告

2007年7月16日(月)1:30〜4:30 於:マイドームおおさか

 講師に静岡文化芸術大学学長、国際日本文化研究センター客員教授でもある川勝平太先生をお招きし、「文化力〜日本の底力」をテーマに基調講演をしていただきました。川勝先生は今話題の教育再生会議の重要なメンバーでもあり、教育の側面からもお話をいただきました。

 明治以来の日本の対外政策を踏まえ、その根底にあるのは教育・学問であったこと、英国・米国に追いつけ追い越せと両国から様々なものを学びいれ、ようやく肩を並べるようになった日本、1980年代以降はむしろ両国を凌駕するほどになり、今や世界から学ばれる存在になった日本をもういちど学ぶ、という今回の「国際日本検定試験」の趣旨を歴史と教育史の豊富な実例を多く示しながらのお話でした。無尽蔵に提示されるその実例とエピソードは、博覧強記そのもので、講演後のパネルディスカッションでも話題になりましたが、川勝先生の「引き出し」の多さに圧倒された90分のお話でした。

 今回の講演会は、関西外語専門学校の学校行事の一環という位置づけも行い、学生たちも参加し、拝聴しました。

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2007/07/18