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日韓翻訳作品展示!
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1年生の韓国からの留学生7つのグループが
英語で書かれた童話”We’re Going on a Bear Hunt”の
日本語版「きょうはみんなでクマがりだ」
を日本語→韓国語に訳しました。
川や森や洞穴、雪嵐の中、その場面に合ったユニークな擬態・擬声音が楽しい
臨場感あふれるお話しですが、
学生達は擬態語、擬音語の翻訳に苦労したようです。学生達の翻訳した韓国語版、プロによる翻訳の日本語版、原作の英語版を
展示しています。みなさんぜひ見に来て、声に出して 楽しんで下さい!
展示期間:1月29日(月)〜2月9日(金)16:30
場所: 専門課程 本館3階 301教室観覧無料!
翻訳した学生の感想
その1
今回初めて童話作品の翻訳を共同作業で完成しました。もちろん一つ作品を最後まで翻訳してみたのも今回が初めてでした。4人が翻訳する部分を均等に分けて先に各自で翻訳をしました。その後お互いの翻訳を読んで、いろいろ意見を出し合いました。
述語の統一とオノマトペをどういうふうに韓国語で生かすかに重点をおきました。日本翻訳版と英語翻訳版を重ね重ね読みながら、
何よりも絵から伝わる感じをことばに表現しようとしました。最後にもっと悩んで話したら今のより良いものになったのではないかという気持ちも残りますが、
一冊を4人が一緒に完成させたことに何よりやりがいがあった作業でした。その2
韓国語、日本語、英語、それぞれの言語の特徴について考えることができたのでどてもいい経験でした。
そしてよりいい翻訳をするためには文化を理解するのが大事だと気付きました。その3
この作品の翻訳にあたってうちのグループで重点を置いたのはオノマトペやリズム感を生かすことでした。
そして全体的にバランスが崩れないように気をつけながら読者の年齢を考えた語彙や語尾を選択しようとしました。
読者が誰かによって翻訳は相当変わってくるということを改めて感じました。
今までの課題は1人で仕上げることが多かったですが、グループで意見を交換したり直接声を出して読んでみたりして
楽しかったです。いろんな意味で勉強になりました。