学校について
総合学科/単位制 ~ 新たな学びのカタチ ~
総合学科とは
大学のように、必修科目以外はすべて本人が科目を自由選択できます。例えば「数学Ⅰ」で終えることも、「数学Ⅲ」まで学ぶことも、生徒本人が自由に選択できます。希望進路の実現に向けて、特定教科の科目を多数履修することももちろん可能です。適性や資質を伸ばすことができるなど、生徒一人ひとりの学習ニーズに応えることができる広がりを感じさせる学科だと言えるでしょう。
単位制とは
単位制とは、科目ごとにその学習成果を評価する卒業認定の制度です。学年生では、第1、第2、第3学年と学年進級の制度が柱となっています。たとえば大阪の府立高校では、週標準30時間(30単位)×3年=90単位が標準卒業単位ですが、学年制では学年のすべての科目が修得できないと原則進級できず、再度同じ学年をやり直すことになります。単位制は、一つひとつの科目についての成果を評価し、修得単位を積み上げていく考え方に立った卒業認定制度で、大学の卒業認定制度に近いものです。本校では高校卒業要件である必要最小単位数の74単位以上を以って卒業を認定しています。
単位について
『生物』が週4時間の授業なら「4単位」、週2時間『歴史総合』の勉強をしている場合は「2単位」ということになり、週の授業時数が単位数です。これを学習時間で見ると、全日制では年間35週間以上の授業週を持たなければなりませんので、生物の標準時間数は4単位×35週=140時間、歴史総合なら、2単位×35週=70時間となります。全日制、定時制、通信制ともに、この必要とされる学習時間数は変わりません。したがって、通信制では学校で学ぶ時間数とレポートにより学ぶ学習時間数を合わせて、生物なら140時間を、歴史総合なら70時間を学ぶことになります。
本校では、【授業】規定回数以上の出席、【レポート】規定枚数以上の提出・合格、【定期考査】前期中間・期末 後期中間・期末による合格点の3点によって、単位修得を認定しています。
高校を卒業するには